[注意]: 私が2006年(平成18年)に昭和56年耐震指針の欠陥に対して日本地球惑星科学連合大会で下記の批判(日本地球惑星科学連合大会HPの予稿S107-P029参照)をした直後に原子力安全委員会は欠陥部分を放置・改悪して耐震指針を改定しました。そのため、下記の旧指針の欠陥は現行の「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」にも存在します。

(2012年5月14日追記)

[御知らせ]:昭和56年原子力安全委員会制定の「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」は原子力安全委員会HPから削除されたようなので、下記の記事を読むのに必要な方は右のパスワード保護ページで、(ID: source, PW: himitsu)と入力してguideline.zipファイル(MD5値:16038F6B2E09597D98CB2491DB0F3DFA)を入手し解凍してください。[2012年6月4日]


発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針(昭和56年原子力安全委員会決定)の欠陥

 

要約

1. 不完全な「動的解析」も許容する昭和56年耐震指針

2. 原子力発電を支持する電力中央研究所論文の虚偽

3. 震災原発事故での放射能封じ込め工事の困難性も考慮すべき

4. 温暖化対策として原子力発電するなら安全で低コストの国で国際分業すべき

 

浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp

(談話室)「オクトパスアイランド」 (お気軽にどうぞ)