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 中国本土と尖閣諸島の間に公海があった事を無視する石井氏

 

       石井望(いしゐのぞむ)氏は、彼の作成した多くの記事で、中国本土と絶海の孤島の中国領である尖閣諸島との間に明朝・清朝時代には公海が存在した事を無視し、明朝や清朝中国が福建省の東の沖合いの公海の存在を認めた事から、それより東にある尖閣諸島は中国領ではないと主張しています。
   しかし、明朝・清朝の時代には排他的経済水域が無かったので中国本土と尖閣諸島の間には公海が存在したのです。それゆえ、尖閣諸島問題で中国本土の東端を議論しても無意味なのです。

 

現在の日本でも東京から南鳥島に行くには公海を通過しますが南鳥島は日本領です。

 

アメリカでもサンフランシスコからハワイに行くには公海を通過しますがハワイはアメリカ領です。
上記の記事は石井望(いしゐのぞむ)氏の下記の多数の記事に対応しています。

 

「いしゐのぞむブログ」記事(2015年5月19日)及び読売新聞記事(2013年1月21日)

 [ 讀賣新聞 福建の海防線は大陸沿岸まで ]

http://senkaku.blog.jp/archives/30701638.html

 

『尖閣反駁マニュアル百題』(いしゐのぞむ著・集広社)

第六十題、第六十八題、第六十九題、第七十題、第七十一題、第七十二題、第七十四題、第七十五題、第八十一題、第八十二題、第八十四題、第八十七題、第九十一題、第九十八題。

 

いしゐのぞむブログ」記事(2017年5月10日)及び八重山日報記事(2012年10月6日)

[ 『大明一統志』及び『籌海圖編』 尖閣は「國外」 八重山日報 ]

http://senkaku.blog.jp/daimin_itto.html

 

尚、下記の記事では、清華大學の劉江永氏が石井望(いしゐのぞむ)氏に対してされた的外れで誤った批判を、逆に石井望(いしゐのぞむ)氏が批判されているようです。しかし、そもそも中国本土の大陸部分の東端を問題にしても意味が無いのです。明朝・清朝の時代には排他的経済水域が無かったので中国本土と尖閣諸島の間には公海が存在したからです。

 

「いしゐのぞむブログ」記事(2016年8月25日)

 [ 尖閣西方のチャイナ領土線 『大明一統志』に海岸線までと明記してゐないと…… ]

http://senkaku.blog.jp/2016082565296541.html


目次

2017年12月24日

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浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp