(注意)これは、閲覧用ではありません。これは、過去記事保存資料用です。最新版を御覧ください


新型インフルエンザワクチン接種後死亡事例の多い 九州の「化血研」製ワクチン

 

 2009年11月10日から24日までの二週間で新型ワクチン接種後に副作用が原因で亡くなられた可能性が少しでもある方のリストが厚生労働省から発表されています。

(厚生労働省HP2009年11月26日付け記事「新型インフルエンザワクチンの接種後副反応報告及び推定接種者数について」参照)

http://www-bm.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou/2009/11/dl/infuh1126-02.pdf

2009年11月10日から24日までの二週間で新型ワクチン接種後に副作用が原因で亡くなられた可能性が少しでもある方は26名ですが、そのうち、第5例目の方は亡くなられた12日前に新型インフルエンザワクチン接種され2日前に季節性ワクチン接種されてるので新型インフルエンザワクチンが原因でない可能性が高いので除外しますと、25名中16名までが「化血研」(注)製の新型インフルエンザワクチン接種後にお亡くなりになってます。逆に「北里研」の新型インフルエンザワクチン接種で亡くなられた方は25名のリストにはありません。(ただし、第5例目の事例の方は「北里研」製の季節性インフルエンザワクチン接種の二日後にお亡くなりになられています。)新型インフルエンザワクチンで10ml入りバイアル(大瓶)を製造してるのが「化血研」だけなので、もしかしたら10ml入りバイアル(大瓶)が原因かもしれません。(ただし、今後は新型ワクチン接種により亡くなりやすい高齢者や基礎疾患のある方には「化血研」製新型インフルエンザワクチン接種せずに現時点で死亡事例の無い幼児や妊婦の接種用に「化血研」製新型インフルエンザワクチンを回す可能性がありますが、もし仮にそのような姑息な対策が採られた場合には胎児や幼児の障害を招く危険を私は危惧します。)

 尚、2009年11月中に新型インフルエンザワクチン接種後に新型インフルエンザに感染して亡くなられた方が日本で二名おられますが、いずれも鹿児島県の方です。現時点では私はメーカーを把握してませんが、九州なので「化血研」製の新型インフルエンザワクチンかもしれません。第二例目の11月30日に亡くなられた70代の男性はワクチン接種が11月20日で発症が26日なのでワクチンの効果が出ると言われる二週間経過以前の発症なのですが、感染源・感染経路が不明なのでワクチン接種時に院内感染したかワクチンに活性ウイルスが残存していた疑いもあります。


(注)「化血研」の正式名称は「財団法人化学及血清療法研究所」で、所在地は「熊本市大窪一丁目6番1号」です。


2009年12月4日

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浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp