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(注意) できるだけ正しく有用な記載を目指して書いていますが不正確な点があるかも知れません。実行に当たっては自己責任で御願いします。
(注意) ここではコロナ・ウイルスとインフルエンザ・ウイルスの飛沫感染予防に限定して考察します。


3M社製の排気弁付きマスクの感染症対策での使用における危険性の疑い


   日本では、感染防止目的で、3M社製の排気弁付きマスクが使用されている。しかし、咳き込んでいるコロナウイルス感染者の顔面の至近距離で は排気弁から直径1mm程度の飛沫が侵入する危険性がある。3M社製の排気弁付きマスクは「のれん型」で、マスク着用者が息を吐くと排気弁の板状 の可動部の下部が曲がり「のれん」のように2mm程度開き、空気がマスク内部から排出される。比較的弱く息を吐いても排気弁の下方が2mm程度開 くため、マスク着用者が顔面を上方から下方に位置する感染者の顔面に近づけた際、感染者が咳き込めば1mm程度の飛沫が下方に排出される排気の風 速より高速で上方に飛び排気弁の隙間からマスク内部に逆流して侵入する危険性がある。
   実際、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から感染者を搬送して感染した救急隊員はニュースの写真からすると3M社製の排気弁付きマス クを着用していた可能性が高く、もし仮に上述のごとく1mm程度の飛沫が排気弁から侵入すれば、直径1mmの飛沫は飛沫としては巨大な部類に属し 含有ウイルス量も莫大なため短時間で発症した可能性が高い。

   尚、驚くべき事に、上述の3M社製の排気弁付きマスクを感染症対策として使用する場合の危険性について3M社は気付きながらユーザーに周知 させず秘匿している疑いがある。なぜかというと、3M社のホームページを観ると、3M社製の排気弁付きN95マスクは「防じんマスク」として販売 されており、3M社のホームページで紹介されている医療用N95マスクには排気弁が無いからである。もし、仮に3M社製の排気弁付きマスクを感染 症対策として使用する場合の危険性を3M社が知りながら秘匿していたとすれば、3M社製の排気弁付きマスクを感染症対策として使用し、SARSや 新型コロナウイルスに感染した医療関係者や救急隊員や検疫官に対する重大な責任があるのみならず、SARSや新型コロナウイルスの流行拡大につき 3M社は人類に対し重大な責任が有る事になる。

2020年2月25日
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浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp