(注意)これは、閲覧用ではありません。こ れは、過去記事保存資料用です。最新版を御覧ください。
感染防止目的で、3M社製の排気弁付きマスクが使用されている。しかし、咳き込んでいるコ
ロナウイルス感染者の顔面の至近距離で
は排気弁から直径1mm程度の飛沫が侵入する危険性がある。3M社製の排気弁付きマスクは「のれん型」で、マスク着用者が息を吐くと排気弁の板状
の可動部の下部が曲がり「のれん」のように2mm程度開き、空気がマスク内部から排出される。比較的弱く息を吐いても排気弁の下
方が2mm程度開
くため、例えば、マスク着用者が顔面を上方から下方に位置する感染者の顔面に近づけた際、感染者が咳き込めば1mm程度の飛沫が高速で上方に飛び、排気弁
から下方に排出される低速の排気の風
速よりも、上方に飛ぶ飛沫の方が高速なため、排気弁の隙間からマスク内部に逆流して侵入する危険性がある。 |
2020年3月1日 ( 2020年2月25日・当初版は こちら。 )
目次
(注1)
「実際のマスクは排気弁がカバーで覆われているため排気弁の一部しか見えない」事を私の手元にある3M社製・排気弁付きマスク・
「9335J」(DS2・日本規格マスク) の写真を示す。排気弁はカバーに覆われ、下部の一部しか見えない。
(注2) 下記urlの2020年2月16日付け・
読売新聞オンライン記事・[ 横浜の救急隊員、防護具を着用しても感染…市は困惑「想定外」 ] 参照。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200216-OYT1T50085/