(注意)これは、閲覧用ではありません。こ れは、過去記事保存資料用です。最新版を御覧ください



 
ファイザー製ワクチン接種 後3日目・4 日目での脳出血発症集中は因果関係の存在を示す

 

厚生労働省のホームページで公開されている第60回・予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会

資料1-1-2・『予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について(報告症例一覧)』

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000784435.pdf

によれば、下に示すようにファイザー製新型コロナワクチン接種後3日目・4日目に脳出血発症が集中しており、接種と接種後3日目・4日目に 発症した脳出血の間に因果関係が存在する事を示している。

上記PDFをFireFoxブラウザーで表示し、「Ctrl」キーと「F」キーを同時に 押せば検索窓が表示され、「脳出血」で検索できる。

実際に「脳出血」事例を調べると、下記のようになる。

0003_077歳・男性_20210419_04日目_ET9096_脳出血_死亡
0334_058歳・男性_20210310_04日目_EP9605_脳出血_不明_(資料1-2-2の事例・152_後遺症)
0981_026歳・女性_20210319_04日目_EP9605_脳出血_死亡_(くも膜下出血併発)
1125_043歳・女性_20210315_03日目_EP9605_脳出血_未回復
1295_072歳・女性_20210324_03日目_EP9605_脳出血_死亡
1468_053歳・男性_20210316_07日目_EP2163_脳出血_未回復
2085_069歳・女性_20210317_09日目_EP9605_脳出血_死亡
4473_040歳・女性_20210419_******_ET3674_脳出血_不明_(資料1-2-2の事例・1845_軽快)_
(資料1-2-3の事例・624との照合で、MRI・ MRA・CTによる脳出 血 診断は5日目だが意識レベル低下及び嘔吐は4日目なので脳出血発症は4日目と推定)

4562_091歳・女性_20210421_03日目_ER7449_脳出血_死亡_
(資料1-3の事例・14_救急入院は3日目、死亡は5日 目・抗血小板剤内服中)

4729_055歳・女性_20210419_06日目_EP9605_脳出血_不明
5508_054歳・女性_20210423_03日目_ET3674_脳出血_後遺症
6191_067歳・男性_20210420_13日目_ET3674_脳出血_未回復
6444_050歳・女性_20210430_01日目_ER2659_脳出血_未回復_(くも膜下出血併発)
6843_062歳・女性_20210502_00日目_******_脳出血_不明


上記の資料1-1-2の事例・4473と同一事例と考えられる資料1-2-3の事例・624と照合すると、上記の資料1-1-2の事例・4473ではMRI・MRA・CTによる脳出血診断は接種後5日目だ が意識レベル低下及び嘔吐は4日目なので脳出血発症は4日目と考える。

脳出血発症の14事例中8事例までが「接種後3日目・4日目」の発症であり、「接種後0日目(接種当日)・1日 目・2日目」の発症の2例より明らかに多い。よって、脳出血発症は接種と因果関係が推定される。

脳出血発症が「接種後0日目(接種当日)・1日 目・2日目」より「接種後3日目・4日目」が多い事は、新型コロナ用のmRNAワクチンの作用機序と符合する。新型コロナ用のmRNAワクチンの意図する 抗原である新型コロナウイルスのスパイク蛋白はワクチン注射液には含まれず、ワクチン注射液の主成分であるmRNAが接種された人間の細胞内に入 り込み、その細胞内でスパイク蛋白が産生され、そのスパイク蛋白が細胞の表面に突出する。

下記の丸井祐二 聖マリアンナ医科大学教授 著 『新型コロナウイルスのワクチンについて-現段階での概説-』 の解説及び図1 (注1-1) (注1-2) 参照。


https://medipress.jp/doctor_columns/377

>mRNAワクチンは、接種すると新型コロナウイルスの外側にあるスパイクを形作るたんぱく質の情報がmRNA(メッセンジャー リボ核酸)に含まれ、

>ワクチン接種した部位の細胞内に、mRNAが入り込むことでスパイクたんぱく質を合成します(図1)。

>・・・・・

>今回のワクチンは、mRNAが直接リボゾームに働きかけてスパイクたんぱく質を合成する仕組みです。このスパイクたんぱく質が 細胞の表面に現れ て、

>・・・・・


pic1



上記の新型コロナ用のmRNAワクチンの作用機序から、ワクチン接種により脳出血を発症した患者の体内では、運悪くワクチンのmRNAが脳の血管 の細胞に入り込み、血管の細胞内でスパイク蛋白が産生され、そのスパイク蛋白が血管の細胞の表面に突出し、それによって血管の組織で損傷が起きて 出血したと考えると、ワクチン接種から脳出血まで、48時間以上の時間差が生じ、脳出血発症が「接種後0日目(接種当日)・1日目・2日目」より 「接種後3日目・4日目」が多い事と符合する。

目次

御意見・御批判は対応ブログ記事・[ ファイザー製ワクチン接種後3日目・4 日目での脳出血発症集中は因果関係の存在を示す ・ 浅見真規の雑記ブログ ] でコメントしてください。

2021年6月8日 ( 当初・2021年6月4日版は こちら 、2021年6月6日版は こちら。 )

浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp


(注1-1)  Fernando P. Polack 他 (2020) にも同様の図が掲載されている。

https://www.nejm.org/doi/suppl/10.1056/NEJMoa2034577/suppl_file/nejmoa2034577_research-summary.pdf


(注1-2) 下記urlのサイトには、より模式的な作用機序の解説図がある。

https://www.snohd.org/ImageRepository/Document?documentId=6074