[注意]: 以下の記事は北朝鮮の独裁者・金正日死亡以前の記事です。


42. 南西(韓国)方向への地震波は弱かった

 

昨年10月9日の北朝鮮北東部の人工地震について、韓国はマグニチュード3.58ないし3.7

としている。(↓の東京新聞HP記事参照)これは、日本の気象庁や中国やロシア発表の規模よりかなり小さい。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061011/mng_____tokuho__000.shtml

>韓国の青瓦台(大統領府)は、M3・58−3・7を感知したと明らかにした

 

 

 

また、私が日本の防災科学技術研究所HPの連続波形画像のページ

http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/

で公開された地震計の波形簡略画像で見た限りでも、それらしい地震波が北海道西南部や四国北部の地震計に対応するインターネット公開用の地震波形簡略画像で確認できたのに、九州本島の地震計に対応するインターネット公開用の地震波形簡略画像では確認できなかった。

実際、日本でも、九州大学・地震火山観測研究センター・松島健助教授はM.4.4と気象庁より規模を小さく推定しているのは九州方面への地震波が弱かったからであろう。

http://www.sevo.kyushu-u.ac.jp/seis0610091037.html

 

この事から、昨年10月9日の北朝鮮北東部の人工地震の地震は、南西方向の韓国や日本の九州本島方向への地震波が弱かったと考えられる。

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しかし、なぜ、南西方向の韓国や日本の九州本島方向への地震波が弱かったのか原因は断定できない。原因の可能性としては、以下の事が可能性として考えられるが、他の原因によるものかもしれない。

 

(可能性・1)北朝鮮が南西方向に出入り口のある横抗に爆弾を仕掛けた

(可能性・2)意図的に韓国方向への地震波を弱めた

(可能性・3)地質構造による

(可能性・4)通常爆弾を核爆弾と偽装したため地震波に強弱ムラができた

(可能性・5)爆発そのものに志向性があった


上記は、Yahoo Japan掲示板・台湾カテゴリ・[ 北朝鮮問題と台湾が見捨てられる危険 ]トッピックに私が true_masanori_asami というハンドル・ネームで2007/ 1/21に投稿した記事・No.42の転載である。

 

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浅見真規 ( vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp  )