[注意]: 以下の記事は北朝鮮の独裁者・金正日死亡以前の記事です。
[注意]: 下記の記事を書いた後に、北京政府はアメリカ政府に対する不信感を決定的に増大させたと考えられます。また、国力の増大や軍事技術の進歩や軍事力の増大による台湾軍事制圧の難易度の低下から、仮にアメリカが台湾を見捨て北朝鮮が引き続き中国陣営に留まる事を認めても北京政府は北朝鮮の核放棄に本気で尽力する可能性は極めて低くなったと考えられます。(2012年5月25日追記)
4. 北京政府は北朝鮮と台湾の両方希望
北京政府は北朝鮮と台湾を交換するつもりはないだろう。北京政府は北朝鮮と台湾の両方を影響下に置こうとするだろう。そして、金正日政権崩壊後の北朝鮮が韓国と別個の国家であり続ける事について、韓国の混乱防止のためアメリカと韓国は異論を唱えないだろう。
しかし、たとえ金正日政権崩壊後の北朝鮮を引き続き影響下に置けてしかも台湾も統合できるとしても、そういう好条件でも北京政府は金正日政権を簡単には見捨てれない。その原因は中朝友好協力相互援助条約と中国の歴史にある。これについては、いずれ述べる事にする。
上記は、Yahoo Japan掲示板・台湾カテゴリ・[ 北朝鮮問題と台湾が見捨てられる危険 ]トッピックに私が true_masanori_asami というハンドル・ネームで2006/11/23に投稿した記事・No.4の転載である。
浅見真規 ( vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp )