[注意]: 以下の記事は北朝鮮の独裁者・金正日死亡以前の記事です。


14. アメリカも北朝鮮の要求全部呑めば良いのに

 

今日再開された六カ国協議で北朝鮮は無理難題突きつけたつもりかもしれないが、あれくらいの要求なんか全部認めてくれてやるのも大国の度量というものだ。アメリカも貧乏国の北朝鮮の要求なんか高々しれてるので全部呑めば良いのだ。独裁者が気に食わないとフセインのイラクをだまし討ちにして結果はどうなったか認識できないようではアメリカ大統領の学習能力もチンパンジー・レベルだ。いくら独裁者の金正日が気に食わなくとも我慢すべきだ。北朝鮮を攻撃するとすればイラク戦争よりはるかに被害が大きくなるだろう。

そして、第二次朝鮮戦争回避するため、将来、台湾を見捨てざるを得なくなるリスクを考えれば、制裁を全て解除して敵視政策止め朝鮮半島非核化して軽水炉(及び完成までの代替エネルギー提供)くらいしてやれば良いのだ。ただし、将来の偽ドル札や覚醒剤密輸や拉致は禁止すれば良いのだ。重要なのは北朝鮮の非核化とそれの検証手段の確保なのだ。それ以外は、できる限り譲歩すべきだろう。

拉致問題については、日本その他の被害国との継続協議とすべきだろう。日本に帰国した拉致された被害者の北朝鮮での状況からすれば、奴隷扱いとかされてないようだし、北朝鮮の一般人と較べて経済的には同等以上の生活を送っているようだから、日本が第二次世界大戦中に朝鮮人を強制連行して過酷な強制労働させた事を考え合わせると、拉致被害者が北朝鮮で強制労働させられてなければ、二千万人以上の住民のいる台湾を見捨てるリスクや第二次朝鮮戦争が起きた場合の多数の戦死者の発生のリスクと比較すれば、核問題より拉致問題の解決が劣後するのも受忍せざるをえないだろう。


上記は、Yahoo Japan掲示板・台湾カテゴリ・[ 北朝鮮問題と台湾が見捨てられる危険 ]トッピックに私が true_masanori_asami というハンドル・ネームで2006/12/18に投稿した記事・No.14の転載である。

 

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浅見真規 ( vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp  )