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第三の実行犯による論文付属の胎児動画捏造の疑い

 

    nature誌の小保方晴子他によるarticle論文に付属するvideo3の胎児動画は蛍光確認のためのものなので純粋な光学的撮影によるべき動画のはずである。しかし、内視鏡では胎児の全体像の撮影は不可能である。ナショナル・ジオグラフィックスは象やイルカ等の胎児の画像を作成している (注1-1)(注1-2) が、それは光学データだけでなく、超音波スキャン・データをも使いコンピュータ・グラフィックスにより合成したものである。

   また、マウス胎児を母マウスの母胎から取り出せば、nature誌の小保方晴子他によるarticle論文に付属するvideo3の胎児マウスのように何事も無かったように健やかにしてるはずもないし、心臓の鼓動は大きく明瞭なのに肺呼吸の兆候が見られず、臍の緒を切って肺呼吸が無ければ窒息するはずなのでマウス胎児を母マウスの母胎から取り出したとも考えにくい。

   つまり、STAP細胞と無関係に撮影したとしてもマウス胎児を純光学的に撮影できたなら世界初の快挙なのである。理化学研究所はYouTubeにも同じ動画を投稿していたので、私は理研広報に撮影方法を6月12日に問い合わせたが、一ヶ月以上経つのに撮影方法についての解答がない。

   さらに、同じnature誌の小保方晴子他によるarticle論文・Fig.4 f にある妊娠10日半(E10.5)のキメラ・マウス画像では血液の赤色が胎児の緑蛍光と混じってオレンジ色に見えるが、video3画像のキメラ・マウス画像は同じく妊娠10日半(E10.5)なのに緑一色で血液の色が見られないので白黒の超音波エコー画像を画像処理で白色を緑色に変換した疑いが濃厚である。

     

   上述のvideo3の胎児動画を作成したのは高度なコンピュータ・グラフィックス技術を持つ者であるはずで、小保方や若山が作成したとは考えにくい。また、そのような高度なコンピュータ・グラフィックス技術を持つ者を小保方に紹介した者もいるはずである。この追及抜きにSTAP事件の実行犯を小保方のみとして幕引きすべきではない。


注釈

 

(注1-1) 下記のカラパイアHP記事によるナショナルジオグラフィックの胎児画像の紹介記事参照

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52152442.html

 

(注1-2) Viral Nova サイトでのNational Geographicによる胎児画像の紹介記事参照(英文)

http://www.viralnova.com/here-are-12-unborn-animals-in-the-womb-theyre-absolutely-beautiful-especially-the-dolphin/


2014年7月28日 (当初の2014年7月25日版はこちら)

浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp

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