STAP細胞問題手技解説発表における理化学研究所の重大な欠陥
(笹井芳樹・丹羽仁史はSTAP細胞なるモノを独自に作成せずに実験手技解説を発表していた)
理化学研究所は、その研究員である小保方晴子・笹井芳樹・丹羽仁史らがnature誌に発表したSTAP細胞なるモノの作成を報告した論文(Nature 505, 641–647)に関して、STAP細胞なるモノの作成方法を詳述した実験手技解説(Technical Tips)を「Nature protocol exchange」で発表する事を紹介し、その実験手技解説(Technical Tips)を理化学研究所のホームページでも公開した。あたかも、上述の手技解説どおりに実行すればstap細胞が作成できる事を理化学研究所が保証するかのごとき発表の仕方だった。
ところが、2014年3月6日付けのMSN産経west記事・[ STAP細胞を再現に成功 小保方さん、論文発表後で初 ]によれば、
>理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、
>新たな万能細胞「STAP細胞」の再現実験に初めて成功していたことが5日、分かった。
>理研関係者が明らかにした。
とあり、1月末にnature誌で発表したstap細胞なるモノ作成報告の論文(Nature 505, 641–647)発表以降にstap細胞なるモノを作成した者が小保方晴子のみである事を示している。
そこで、私は念のため、2014年3月7日、理化学研究所の広報室報道担当(Tel. 048-467-9272)と発生・再生科学総合研究センター 国際広報室(Tel. 078-306-3310)に電話して事実確認をした。その結果、笹井芳樹・丹羽仁史はSTAP細胞なるモノを独自に作成せずに実験手技解説(Technical Tips)を発表していた事を確認した。
理化学研究所の広報室報道担当(Tel. 048-467-9272)には2014年3月7日の午前と午後に電話した。午後の電話会話のうち重要部分と担当者の名前回答部分を下に公開する。
理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター 国際広報室(Tel. 078-306-3310)には2014年3月7日の午後に電話したが、電話番号開示要求があった。電話会話のうち重要部分と担当者の名前回答部分を下に公開する。
尚、上述の2014年3月6日付けのMSN産経west記事・[ STAP細胞を再現に成功 小保方さん、論文発表後で初 ]は、「日本報道検証機構」によっても事実確認されている。(「日本報道検証機構」のtwitterコメント参照)
https://twitter.com/Watchdog_Japan/status/441507520004116480
さらに、2014年3月14日付けのYOMIURI ONLINE(読売新聞)の記事 [ STAP再現実験、小保方チーム以外で成功せず ] にも同様の事が報道された。
>理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが作製した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」をめぐる問題で、
>論文が公表されて以降、理研に関係する論文の主要な著者は、小保方リーダーのチーム以外、
>STAP細胞を作製する再現実験に成功していないことがわかった。
2014年3月29日 ( 当初版の2014年3月27日版はこちら )