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 中国が妨害しないと宣言すれば兵糧攻めによる非核攻撃可能

 

   北朝鮮の金正恩はアメリカが先制核攻撃しないだろうとの前提で核開発を進めている。中国の参戦条項を規定する中朝友好協力相互援助条約 (注) のため、中国の参戦による軍事的妨害の危険のため、中朝核兵器の使用抜きには金正恩駆除は極めて困難である。しかし、中国が参戦も妨害もしない事が確実ならば、アメリカは平壌等の北朝鮮の都市を兵糧攻めにでき、核兵器を使用せずに金正恩を駆除もしくはロシアへの亡命を受け入れさせる事ができる。この場合、金正恩一族のロシアへの亡命の余地を残しておけば、日韓への無理心中核攻撃の危険性も大幅に減らし、拉致被害者らの生還も可能となり核兵器・核物質の散逸も防げる。

   問題は中国が妨害しない事を国際的に公約するか否かである。

   国際法的には中国は北朝鮮が先に中朝友好協力相互援助条約の第1条・第4条に違背したとの主張や金正恩政権が北朝鮮人民を代表しないとの主張も可能である。しかし、中国共産党の損得勘定では、アメリカが苦戦したり兵糧攻めをすれば軍事的妨害する可能性が高い。


目次

2017年10月22日

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浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp


(注) wikipedia「中朝友好協力相互援助条約」参照。

https://ja.wikipedia.org/wiki/中朝友好協力相互援助条約

 

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