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北朝鮮に核放棄を勧めたカダフィを死に追いやったオバマ 

 

   リビアの独裁者だったカダフィ大佐は核兵器等の大量殺戮兵器開発断念と引き換えにアメリカと和解 (注1) し、北朝鮮にも核開発放棄してアメリカと和解するように勧めた (注2) 。ところが、その後、隣国チュニジアのジャスミン革命の影響でリビアでも反政府運動が起きて内戦が勃発し、フランス・アメリカ・英国が反政府勢力を支援しカダフィ政権側の拠点を空爆した。特にオバマ政権下のアメリカ軍 (注3) は「オデッセイの夜明け作戦」で大量の巡航ミサイルを撃ち込んだ (注1) 。その結果、内戦に敗れたカダフィ大佐は殺害された。

   カダフィ大佐の死以外に、イラクの独裁者のフセイン大統領が大量破壊兵器が存在しない事を示すために査察を受け入れた結果、イラクにアメリカ軍が攻め入り敗れたフセイン大統領が処刑された事と合わせて、北朝鮮の独裁をする金一族は核兵器等の大量殺戮兵器の放棄をすればアメリカに殺される事を強固に学習したので、(独裁者・金正恩一族のロシアへの亡命以外には) 対話による北朝鮮非核化はありえない。

 

   近い将来、北朝鮮問題でアメリカのトランプ大統領が核兵器を使用する事になったとすれば、それはトランプ大統領の責任ではなく、(金正日・金正恩親子と北朝鮮軍幹部の重大な責任を除けば) かなりの部分の責任は核廃絶への道筋を示したとしてノーベル平和賞を受賞したアメリカのオバマ前大統領の責任なのである。これは、単に北朝鮮に核放棄を勧めたカダフィ大佐を死に追いやり北朝鮮の対話による核放棄の可能性を完全に封じたのみならず、「戦略的忍耐」などと称して無責任な対応をして、世襲直後は政権基盤の弱かった金正恩の核ミサイル開発を放置し通常兵器で駆除または亡命強制できたチャンスを捨てた事と合わせて考えると二重の意味で明らかである。私はアメリカのオバマ前大統領のノーベル平和賞受賞には不快感を感じる。


目次

2017年10月20日

御意見・御批判は対応ブログ記事・[ 北朝鮮に核放棄を勧めたカダフィを死に追いやったオバマ   浅見真規の雑記ブログ ] でコメントしてください。

浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp


(注1) wikipedia「ムアンマル・アル=カッザーフィー」参照。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ムアンマル・アル=カッザーフィー

 

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(注2) 下記urlの中央日報日本語版記事・[ カダフィ大佐「北朝鮮も核を放棄すべき」 ]参照。

http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=59971

リビアの最高指導者カダフィ大佐は26日(日本時間)、「北朝鮮とイランもリビアのように核を放棄すべきだ」と述べた。

 

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(注3) 下記urlのNewsweek日本語版記事・[ リビア空爆はオバマの戦争だ ]参照。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2011/03/post-2030.php

 

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