(注意)できるだけ正しく有用な記載を目指して書いていますが不正確な点があるかも知れません。実行に当たっては自己責任で御願いします。

(注意)妊婦や幼児のマスク着用の場合には薬局で薬剤師さんに御相談ください。


マスクの息苦しさについて

 

自分の顔にフィットするウィルス対策用・インフルエンザ用マスクを隙間のできないように着けると、当初は息苦しくなる事があります。

 

私が初めてウィルス対策用・インフルエンザ用マスクを着けた時、当初は、30分以上着けて歩いたら、坂道を登った直後にクラクラとした事があります。感覚としては、少し大げさな表現ですが標高わずか数十mの丘を登ったのに標高3000mの高地を歩いているような呼吸の困難さを感じたのです。そこで、二回吸って二回吐くという様に呼吸法を変更したら気のせいか少し楽になり、その後、半月もすれば慣れてほとんど苦にならなくなりました。高山病患者も半月もすれば血中のヘモグロビンや肺活量増加して高地順応するのと同じ理屈ではないかと思っています。

肺活量の少ない女性や幼児・児童の場合、マスクによって同じ程度のフィルター性能であっても形状等の違いによって息のしやすさが若干は異なりますので、もしマスクの品揃えの豊富な薬局があれば薬剤師さんに相談されると良いでしょう。(特に、妊婦や幼児のマスク着用の場合には安全のため薬局で薬剤師さんに御相談ください。)

場合によっては、息苦しいからといってマスクを着けないよりマシなので、マスク着用に慣れるまではフィルター性能が大幅に劣っても空気を通しやすい花粉症用の薄いマスクも選択肢に入れざるを得ない場合もあるかも知れません。(ただし、花粉症用マスクではインフルエンザ感染リスクは上昇します。)


2012年5月13日

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浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp