三代実録巻卅八・元慶四年十月廿七日

  元慶四年(西暦880年)10月27日、出雲国庁からの報告があって、元慶四年(西暦880年)10月14日に大地震があって、神社・仏寺・官舎・農家の全壊・半壊があり負傷者が多数出たとの被害報告が記載されている。官舎の被害報告のある事から出雲国府に被害のあった事がわかる。

(以下↓は、黒板勝美 編(1989)「(新訂増補)国史大系・日本三代実録 後篇」吉川弘文館・p.483より一部抜粋)