条件付きでパチンコ店の営 業を容認すべき



   パチンコ業界側の主張によればパチンコ店は換気が良いとの事である (注1-1) (注1-2)。 また、パチンコ店の客はパチンコ台かスロット台に向かって遊戯をしているので新型コロナウイルスの感染リスクは比較的低い。そして、下記の条件を満たせば 感染リスクは更に低くなる。
   
   もちろん、感染リスクはゼロでないが、逆に、微量の新型コロナウイルスや失活ウイルス粒子 (感染能力を失ったウイルス粒子) の吸入による「ワクチン効果」で免疫獲得しうる可能性がある。(ただし、この「ワクチン効果」は未確認である。) もし仮に、「ワクチン効果」があれば、社会全体として「集団免疫」獲得に寄与する事 になって社会的に有益である。

   よって、都道府県知事はパチン コ店に休業要請するより下記の条件で営業 継続を容認すべきである。

パチンコ店の営業のため の条件試案 (2020年4月25日版):

(1) 座席は一つおきにする事。

(2) 店員のマスク着用。

(3) マスク着用者のみ入店許可。

(4) 客に無料で使い捨て手袋を配布し着用させる。

(5) 店内の景品交換の行列は1.5m以上の間隔で並ばせる。行列が予想される場所付近の座席は空席とする事。

(6) 店外の景品交換所の行列も1.5m以上の間隔で並ばせる。

(7) 客には静かに遊戯をさせる。(無症状でも感染者が大声を出すと大量の新型コロナウイルスが放出されるため。)

(8) 店内の全面禁煙。(喫煙者は重症化しやすいから。)

(9) 営業時間を午後1時から午後7時までとする事。(長時間の遊戯は健康を害するから。)

(10) 入口にパチンコ店への入店は新型コロナウイルスの感染のリスクがある事の掲示をする事。

(11) 長時間の遊戯は新型コロナウイルスの感染リスクを高めるとの注意喚起のアナウンスと掲示をする事。

(12) 店内の室温は22度以上、湿度は55%以上にし、外気温が低い場合で局所的に出入口付近で気温・湿度が低くなる場所がある場合は出入口付近を空席にする 事。(新型コロナウイルス含有微小飛沫は気温と湿度が低いと感 染活性が長時間維持されるため。)

付記:

   検温によって37.5度以上の客を入店拒否すると事前に解熱剤を服用する者が出る可能性がある。しかも、 その場合、市販の解熱剤の多くはサイトカイン・ストームを引き起こして重症化するリスクがあるため、検温実施を条件にしなかった。


目次

2020年4月25日(2020年4月24日当初版は こちら。)

浅見真規 vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp


 (注1-1) 下記urlの記事参照。

https://web-greenbelt.jp/post-37773/


(注1-2) 下記urlの記事参照。

https://pachiseven.jp/articles/detail/11199