[注意]: 以下の記事は北朝鮮の独裁者・金正日死亡以前の記事です。


50. 「悪魔の選択」をしたくないアメリカ

 

実際には可能性は非常に低いが、もし仮に万が一、北朝鮮が将来、アメリカ全土を射程に収める50発の小型水爆弾頭のICBMを地下サイロに保有し、日本が過去の朝鮮植民地支配の賠償金1兆ドルの支払いをしないので制裁だとして東京を水爆で攻撃して山手線の内側を廃墟にし、アメリカは90%しかミサイル迎撃できない場合を考えよう。この場合、アメリカは、北朝鮮を攻撃して北朝鮮の50発のICBM攻撃を受け、そのうち5発を迎撃失敗し、アメリカの大都市は五発の小型水爆によって被害を受け500万人のアメリカ国民の死者を出すという選択を選ぶか、それとも、日本が北朝鮮の植民地になるのを黙認する選択を選ぶかの「悪魔の選択」(注)を迫られる事になる。

 

もちろん、アメリカは、そのような選択はしたくないので、そのような選択を強要される以前に北朝鮮問題の解決を図ろうとするだろう。

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(注)フレデリック・フォーサイスの小説に「悪魔の選択」にというのがある。

かなり昔に読んだのであらすじは忘れたが、どっちを選んでも極めて悪い結果となる選択肢のいずれかを選ばねばならない事を「悪魔の選択」と表現していたように記憶する。


上記は、Yahoo Japan掲示板・台湾カテゴリ・[ 北朝鮮問題と台湾が見捨てられる危険 ]トッピックに私が true_masanori_asami というハンドル・ネームで2007/ 1/23に投稿した記事・No.50の転載である。


補足説明:

可能性は低いが、仮に朝鮮が今後20年以上、体制崩壊もせずに核ミサイル開発し続けたなら将来、アメリカ全土を射程に収める50発の小型水爆弾頭のICBMを地下サイロに保有すれかもしれない。その場合、可能性は低いが、北朝鮮は東京を小型水爆で攻撃してもアメリカはアメリカ国民500万人犠牲にしてまで日本のために報復しないと考えれば、日本を支配するために東京を小型水爆で攻撃する事が絶対にないとは断言できない。

その可能性がかなり低くてもアメリカはそのような状況になりたくないので、そのような事態が起きうるはるか以前に北朝鮮の核・ミサイル問題の解決を図ろうとするだろう。


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浅見真規 ( vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp  )