[注意]: 以下の記事は北朝鮮の独裁者・金正日死亡以前の記事です。


11. 金正日が死ねば北朝鮮は核放棄するか?

 

北朝鮮の独裁者・金正日は重度の糖尿病でいつ死んでも不思議は無い状態みたいです。後継者がまだ決まっていないので死ねば本土中国のような改革開放に向かう可能性もあるでしょうが、経済が改革開放路線になっても軍が引き続き実権を握れば核兵器を放棄する可能性は低いでしょう。また、金正日が死んでも民衆は極度の飢えのため民主化要求の蜂起をする気力がないと思われます。

まあ、金正日死亡時に中華人民共和国(北京政府)が本気で影響力発揮すれば、改革開放と共に核兵器の放棄も有りうるでしょうが、アメリカが台湾関係法を廃止して台湾に人民解放軍の駐留を認めなければ、中華人民共和国(北京政府)が本気で影響力行使するか否かは疑問です。

そこで、アメリカにとっては先に台湾関係法を廃止した場合に、中華人民共和国(北京政府)が本気で北朝鮮に核兵器の放棄をさせるか不信感があるため、恥も外聞もかなぐり捨てて交換条件の声明を出すしか手はないかもしれません。アメリカの次期大統領が民主党なら恥も外聞もかなぐり捨てて交換条件の声明を議会の決議と共に出す可能性もあります。


上記は、Yahoo Japan掲示板・台湾カテゴリ・[ 北朝鮮問題と台湾が見捨てられる危険 ]トッピックに私が true_masanori_asami というハンドル・ネームで2006/12/10に投稿した記事・No.11の転載である。

 

目次

浅見真規 ( vhu2bqf1_ma@yahoo.co.jp  )